交響組曲「サルタン皇帝」より- ３つの奇蹟 -　/ N.リムスキー＝コルサコフ(arr. 釋水明章)

説明

組曲「サルタン皇帝の物語」より “3つの奇蹟”
The Three Wonders from “The Tale of Tsar Saltan” Suite

作曲：N.リムスキー=コルサコフ／編曲：釋水明章
Nicolay Rimsky – Korsakov／arr. Myosyo Tokimi

ニコライ・リムスキー＝コルサコフが1899-1900年に作曲した４幕からなるオペラ（1900年初演）を、”サルタン皇帝の物語のための音画”として自身が交響組曲に編纂したもの。
その中より第３曲「III. The Three Wonders（３つの奇蹟）」を吹奏楽編成にアレンジした。
お伽話にもとづいた内容で歌劇の中でもとても親しみやすい作品。劇中曲としては”熊蜂の飛行”が有名であるが、この曲も大変魅力にあふれた楽章である。
この３つの奇蹟とは、「宝石を運んでくるリス」「海からやってくる勇士」「白鳥が美しい王女に姿を変える」の３つを描写しており、奇蹟がおこる合図として何度も登場するトランペットのファンファーレが印象的である。
編成は下記のようになっているが、パートを減らして演奏することも可能。